🇯🇵日本代表、2026年3月にイングランド代表と強化試合の可能性
【ポイントまとめ】
- 英紙『ガーディアン』が報道
- 2026年3月にウルグアイ、日本との親善試合をFAが検討
- 開催地はロンドンの「ウェンブリー・スタジアム」
- イングランドはW杯欧州予選で首位、日本は過去3戦未勝利(1分2敗)
イギリス紙『ガーディアン』は10月7日、イングランドサッカー協会(FA)が2026年3月に日本代表およびウルグアイ代表との強化試合を検討していると報じた。試合会場はロンドンの「ウェンブリー・スタジアム」が予定されているという。
トーマス・トゥヘル監督率いるイングランド代表は、これまで主に欧州の強豪国と対戦してきたが、FAは2026年北中米W杯を前に、異なるスタイルを持つチームとの対戦を通して戦術面を磨く狙いがあるとみられる。
現在、イングランド代表はW杯欧州予選・K組で首位を走り、2位アルバニアに勝ち点7差をつけている。14日のラトビア戦で勝利すれば、予選2試合を残して本大会出場が決定する可能性もある。
一方、日本代表はイングランド代表と過去3度対戦し、1分2敗と未勝利。直近の対戦は2010年南アフリカW杯直前の親善試合(2010年5月30日)で、田中マルクス闘莉王のゴールで先制したものの、1−2で逆転負けを喫している。
実現すれば、W杯を見据えた重要な強化試合となるだけでなく、世界屈指のスタジアム「ウェンブリー」での一戦に大きな注目が集まりそうだ。
🇯🇵U-20日本代表、8日フランスと激突 高い個の力を誇る強敵に“組織力”で挑む
【ポイントまとめ】
- 日本はグループステージ3連勝でA組首位突破
- ラウンド16の相手はE組3位のフランス
- 3月の対戦では3−1で逆転勝利も、油断禁物
- フランスは個人能力が高いが守備に課題
- 日本は高い位置のプレスとショートカウンターが鍵
- 高岡伶颯、小倉幸成らの起用にも注目
チリで開催中のU-20ワールドカップは、いよいよ一発勝負のノックアウトステージへ。グループステージを3連勝で突破したU-20日本代表は、現地時間10月8日にラウンド16でフランスと対戦する。
3月のスペイン遠征では3−1で逆転勝ちしているが、当時とメンバー構成は異なり、過去の結果に依存しすぎるのは危険だ。今回のフランスにはパリSG所属のMFウォーレン・ザイール・エメリ、FWデジレ・ドゥエらA代表経験者はいないが、南アフリカを2−1で下すなど実力は確か。ジダン氏の息子である195cmのCBエリアス・ジダン、モナコのFWリュカ・ミシャル(3得点)ら個人能力の高い選手が揃う。
船越優蔵監督は「個の力を前面に押し出してくる印象」と分析しつつ、「我々がどう戦うかを前面に出したい」と語る。ハイプレスからのショートカウンターでゴールを狙う戦術が鍵となる。
MF大関友翔(川崎)も「プレスがハマればチャンスは作れる」と手応えを口にしており、組織的な守備と連動した攻撃が勝利のポイントとなる。
スタメンはエジプト戦(2−0)をベースに、相手との相性を踏まえてFW高岡伶颯(ヴァランシエンヌ)の起用が有力視される。フランスでプレーする経験を持つ高岡のスピードは、相手DFに圧をかける存在になり得る。
また、ボランチには法政大のMF小倉幸成の先発も有力。ニュージーランド戦で復調し、左足の強烈なミドルで先制点を奪ったほか、豊富な運動量で中盤を支えた。
対するフランスは注目ドリブラーのMFサイモン・ブアブレに加え、DFナサン・ゼゼが合流予定。だが、日本はDF市原吏音(大宮)やGKピサノ・アレクサンドレ幸冬堀尾(名古屋)らを中心に粘り強く守る構えだ。
2003年以来となるベスト8進出へ。組織力と機動力で、個の力を誇るフランスに挑む。
🏴三笘薫、足首の負傷で今季初欠場も重症ではなし 代表不参加で回復優先へ
【ポイントまとめ】
- 三笘薫がウォルバーハンプトン戦を欠場(今季初)
- 日本代表にも招集外、メディカル判断で回避
- ヒュルツェラー監督「悪いケガではない」
- 18日のニューカッスル戦での復帰を目指す見通し
ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が、10月5日に行われたプレミアリーグ第7節ウォルバーハンプトン戦を欠場した。リーグ戦全試合に先発していた三笘にとって、今季初の欠場となった。
三笘はすでに10月のキリンチャレンジカップ(パラグアイ戦/ブラジル戦)の日本代表メンバーからも外れている。森保一監督は招集見送りの理由について、クラブのメディカルスタッフと連携した上での判断だと説明していた。
その後、ウォルバーハンプトン戦での欠場により、コンディションを懸念する声が高まったが、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督は現地メディア『SussexWorld』を通じて「悪いケガではない」と説明。足首の問題による軽傷であり、インターナショナルブレイク期間中に回復を図る方針を明かした。
監督は「代表に帯同しないことでリカバーできる。インターナショナルブレイク後の復帰を願っている」とコメント。現地メディアも「休養と調整を経て、18日のニューカッスル戦での復帰を目指す」と報じている。
三笘は今季ここまで1得点1アシストと本来の輝きを発揮しきれていないが、休養期間を経ての再起に期待がかかる。ブライトンは現在2勝3分2敗の勝点9で12位。再開後はニューカッスル戦を皮切りに、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルと厳しい対戦が続く予定だ。
回復を経て、再び攻撃陣をけん引する姿を見せられるか注目される。
🏴前田大然、来夏の移籍が濃厚か プレミア複数クラブが関心
【ポイントまとめ】
- 前田大然は移籍志願後も残留決定
- 今夏のオファーはセルティックが代役確保できず拒否
- 2027年6月契約満了前の移籍が有力
- プレミアリーグ複数クラブが関心、最有力はブレントフォード
セルティックに所属する日本代表FW前田大然(27)は、今夏の移籍市場で退団を希望していたものの、クラブが代役を確保できなかったことから最終的に残留する形となった。しかし、2027年6月の契約満了を待たずに移籍する可能性が高まっている。
スコットランドメディア『67ヘイルヘイル』の記者グレアム・ベイリー氏によると、「前田が去るかどうかではなく、いつ去るかの問題」とし、すでに移籍準備が整っていると報じられている。
前田は昨季、公式戦51試合で33得点12アシストを記録し、スコットランドPFA年間最優秀選手賞を受賞。その圧倒的なパフォーマンスを背景に、今夏は複数のオファーが届いていたとみられる。
ベイリー氏は次のように説明している。
「前田はイングランド移籍が最有力だ。ブレントフォードが特に強い関心を持っているが、ウェストハム、リーズ、バーンリー、サンダーランドなど複数クラブが候補に挙がっている。どのクラブも得点力強化を狙っており、資金的にも十分だ」
クラブ側が来年1月に放出に踏み切るかは不明だが、来夏には契約が残り1年となるため、移籍実現の可能性は一層高まると見られる。
欧州トップリーグへのステップアップを目指す前田。移籍が実現すれば、プレミアリーグでの新たな挑戦が待っている。
🇳🇱小川航基、ブンデス移籍未遂を明かす 上田綺世との比較にも言及
【ポイントまとめ】
- 2025年夏にブンデスリーガ移籍の可能性があったことを告白
- クラブ・代理人・監督と協議の上、ナイメヘン残留を決断
- 「自分が日本代表で一番のストライカー」と強気発言
- 上田綺世との比較でも「彼より自分が上」と自信を示す
オランダ1部NECナイメヘン所属の日本代表FW小川航基(27)が、今夏の移籍市場でブンデスリーガのクラブからオファーを受けていたことを明かした。現地メディア『voetbal zone』のインタビューで語ったもので、自身の去就と日本代表での立ち位置に関して赤裸々に言及している。
小川は「ブンデスリーガで僕を本当に欲しがっているクラブがあった。ナイメヘンの幹部、代理人、監督と話したけど、最終的にここに残ることにした」とコメント。移籍が実現しなかったことへの悔しさをのぞかせつつ、「もしチャンスが巡ってきたら、ブンデスリーガは僕にぴったりなリーグだと思う。今は残留が正しい選択だったと思う」と語った。
さらに小川は、日本代表でのポジション争いについても強気な姿勢を崩さない。
「上田は素晴らしい選手でゴールを決め続けている。でも、僕の方が優れていると信じている。最終的には森保監督の判断だけど、チャンスをもらえれば必ず結果を出す自信がある」
小川は2023年にオランダへ移籍後、得点力の高さを示し続けており、今季もリーグ戦で安定したパフォーマンスを披露している。
一方、同じくオランダでプレーする上田綺世(フェイエノールト)は8試合8ゴールと絶好調。日本代表の1トップ争いは熾烈さを増している。
「自分が日本代表で最高のストライカー」と言い切る小川。ブンデス移籍を見送った今季、ナイメヘンでどれだけ結果を残せるかが、来年以降のステップアップと代表での地位を左右することになりそうだ。
🇯🇵日本代表、10月シリーズの背番号が決定
【ポイントまとめ】
- 森保ジャパン、南米2連戦(vsパラグアイ/vsブラジル)に臨む背番号を発表
- 堂安律が引き続き「10」を着用、久保建英は「20」
- 初招集の斉藤光毅が「24」、若手・望月ヘンリー海輝は「26」
- 2026年W杯へ向けたテストマッチ、主力+新戦力融合で強化を図る
日本サッカー協会(JFA)は8日、国際親善試合2連戦(10日 vs パラグアイ代表/14日 vs ブラジル代表)に臨む日本代表の背番号を発表した。
2026年ワールドカップ出場をすでに決めている日本代表は、アメリカ・メキシコ・カナダの3カ国共催で行われる本大会に向け、南米の強豪とのテストマッチを実施。森保一監督は今回のシリーズで主力と新戦力を融合させ、チーム強化を図る。
発表された背番号では、堂安律(フランクフルト)が引き続き「10」を着用。GK陣ではパルマ所属の鈴木彩艶が「1」、フィールドプレーヤーでは久保建英(レアル・ソシエダ)が「20」、南野拓実(モナコ)が「8」、鎌田大地(クリスタル・パレス)が「15」、上田綺世(フェイエノールト)が「18」となった。
また、初招集の斉藤光毅(QPR)は「24」、期待の若手・望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)は「26」となり、南米2連戦でのアピールが期待される。
■日本代表 背番号一覧(10月シリーズ)
【GK】
1:鈴木彩艶(パルマ)
12:大迫敬介(広島)
23:早川友基(鹿島)
【DF】
2:橋岡大樹(スラヴィア・プラハ)
3:谷口彰悟(シント=トロイデン)
4:渡辺剛(フェイエノールト)
5:長友佑都(FC東京)
16:安藤智哉(福岡)
22:瀬古歩夢(ル・アーブル)
25:鈴木淳之介(コペンハーゲン)
【MF/FW】
6:藤田譲瑠チマ(ザンクト・パウリ)
7:相馬勇紀(町田)
8:南野拓実(モナコ)
9:町野修斗(ボルシアMG)
10:堂安律(フランクフルト)
11:前田大然(セルティック)
13:中村敬斗(スタッド・ランス)
14:伊東純也(ヘンク)
15:鎌田大地(クリスタル・パレス)
17:田中碧(リーズ)
18:上田綺世(フェイエノールト)
19:小川航基(NECナイメヘン)
20:久保建英(レアル・ソシエダ)
21:佐野海舟(マインツ)
24:斉藤光毅(QPR)
26:望月ヘンリー海輝(町田)
🇪🇸久保建英、別メニュー調整 上田綺世は公開練習に参加
【ポイントまとめ】
- 8日、日本代表はJFA夢フィールドでトレーニングを実施
- 全選手が合流、冒頭15分が報道陣に公開
- 久保建英は左足首の影響で別メニュー調整
- 上田綺世は太ももの不安を抱えつつも全体メニューに参加
- 10日のパラグアイ戦へ、攻撃陣のコンディションが焦点
日本代表は8日、千葉市内のJFA夢フィールドでトレーニングを実施した。7日までに招集メンバー全員が合流しており、合宿3日目となるこの日は全選手がグラウンドに姿を見せた。報道陣には冒頭約15分のみが公開された。
選手たちはリラックスした雰囲気の中でウォーミングアップや鳥かごなどの基礎練習をこなしたが、左足首の状態が懸念されている久保建英(レアル・ソシエダ)は全体練習を回避し、別メニュー調整となった。
一方、5日のオランダリーグ・ユトレヒト戦で太ももを痛めたと報じられている上田綺世(フェイエノールト)は、公開部分のトレーニングには参加。軽めのメニューながら、動きはスムーズで大きな違和感は見られなかった。
森保一監督率いる日本代表は、9日に大阪へ移動し、10日にパナソニックスタジアム吹田でパラグアイ代表と対戦する。主将の遠藤航(リヴァプール)、DF板倉滉(アヤックス)ら主力が不在の中、攻撃の軸となる久保や上田の状態は大きな注目点となる。
久保はここまで2日間の練習に制限を設けており、パラグアイ戦での先発起用は難しい見通し。コンディションを見極めながら、途中出場またはブラジル戦(14日・味の素スタジアム)での復帰を目指すことになりそうだ。
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