🇧🇪伊藤涼太郎が開幕戦で鮮烈ゴール!シント=トロイデン、ヘントに快勝
【ポイントまとめ】
- シント=トロイデンがベルギーリーグ開幕戦で3-1勝利
- 伊藤涼太郎が後半ATに今季初ゴールで勝利に貢献
- ダブルタッチから冷静な右足シュートでチーム3点目を奪取
- チームは白星スタート、攻守に収穫のある試合内容
ベルギー・ジュピラー・プロ・リーグ2025/26シーズンの開幕節、シント=トロイデンVVはKAAヘントと対戦し、3-1で快勝を収めた。MF伊藤涼太郎(27)が後半アディショナルタイムに勝利を決定づけるゴールを挙げ、存在感を見せつけた。
前半を0-0で折り返したシント=トロイデンは、後半77分のオウンゴールで先制。その後PKで同点に追いつかれるも、すぐに勝ち越し点を奪取。そして迎えた後半AT6分、右サイドを抜け出したアドリアーノ・ベルタッチーニの折り返しを受けた伊藤が、華麗なトラップからダブルタッチで中へ切り込み、ゴール左下隅に完璧な右足シュートを突き刺した。
開幕戦で見事なゴールを挙げた伊藤は、今季への好スタートを切ることに成功。シント=トロイデンも難敵ヘント相手に堂々の勝利を収め、チームとしても順調な滑り出しとなった。
🇮🇹ナポリ、久保建英には本腰入れず?コンテ監督の構想外との報道
【ポイントまとめ】
- ナポリは久保建英を代案候補としてリストアップ
- しかしコンテ監督は「望むタイプではない」と現地記者が報道
- ナポリの本命はボローニャのエンドイェで、交渉は難航中
- 久保のナポリ移籍は現時点で実現の可能性は低いと見られる
イタリア王者ナポリが関心を示していたとされる日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)について、現地報道では「コンテ監督の構想外」との見方が強まっている。
ナポリは現在、ボローニャ所属のダン・エンドイェ獲得に動いているが、移籍形態を巡ってクラブ間で条件が一致せず、交渉は難航。その代替案のひとつとして久保の名前が取り沙汰されていた。しかし、移籍市場に詳しいマッテオ・モレット記者は、ファブリツィオ・ロマーノ氏のYouTubeチャンネル内で「コンテ監督は久保を理想とするタイプのウイングとは見ていない」と発言。この見解は、地元メディア『AreaNapoli』などでも紹介された。
一方で、ナポリはラヒーム・スターリング(チェルシー)に注目しているとの情報もあり、よりフィジカルやスピード重視のウイングを求めている可能性が高い。
久保にとっては、監督からの明確なビジョンとニーズがあるクラブへの移籍がキャリアにおいて重要。現時点でナポリはその条件を満たす相手ではないのかもしれない。
🏴トッテナム、アジアツアーメンバー発表!高井幸大は負傷で不参加
【ポイントまとめ】
- トッテナムが香港&韓国アジアツアー遠征メンバーを発表
- 高井幸大はふくらはぎの軽傷でイングランドに残留
- ソン・フンミン、マディソン、ロメロ、クドゥスら主力は帯同
- ドラグシン、ウドギーら他数名も治療・リハビリのため帯同せず
- 若手数名はレンタル移籍の可能性で遠征から外れる
トッテナム・ホットスパーは7月27日、今夏のアジアプレシーズンツアーの遠征メンバーを公式発表した。クラブは7月31日に香港でアーセナル、8月3日には韓国でニューカッスルと対戦予定となっている。
遠征メンバーにはキャプテンのソン・フンミン、MFジェームズ・マディソン、DFクリスティアン・ロメロに加え、新加入のモハメド・クドゥスなど、主力選手が多数名を連ねた。
しかし、日本人DF高井幸大はふくらはぎの軽傷により、今回のツアーに帯同せず、治療のためイングランドに残ることが決定。そのほか、ウドギー、ソロモンも同様の理由で不参加となった。
また、ドラグシン、クルゼフスキ、ブライアン・ヒルといった選手たちもリハビリ調整中のためメンバーから外れており、若手選手の一部はレンタル移籍の可能性を考慮し、ツアーに加わらない。
トッテナムにとっては、アジアのファンに新シーズンの戦力を披露する機会だが、複数の主力不在が影響を及ぼすか注目される。
🇫🇷関根大輝「もうここでやるしかない」降格からの再起へ、覚悟の新シーズンへ
【ポイントまとめ】
- スタッド・ドゥ・ランスが2部降格、関根大輝は再起を誓う
- 「圧倒的な結果を残さないと代表には届かない」と覚悟
- プレシーズンで課題と手応えを確認
- 守備力強化を重視、「誰にも抜かれない」対人能力を目指す
- 山形戦では偽SBとして新ポジションにも挑戦中
悪夢のような2部降格から2か月──日本代表DF関根大輝が、その悔しさを力に変えようとしている。
昨季、リーグ・アン最終節で16位に転落したスタッド・ドゥ・ランスは、昇降格プレーオフでメスに敗れ、まさかのリーグ・ドゥ(2部)降格。伊東純也、中村敬斗、そして関根大輝の日本代表3人を抱える中での降格は、フランス国内外に衝撃を与えた。
そんな中、関根は7月27日に行われた日本ツアー・モンテディオ山形戦(0-1)でスタメン出場。試合後のインタビューでは、「もうここでやるしかない」と強い覚悟を口にした。
「正直、2部でやる以上、圧倒的な結果を残さないと代表には食い込めない。自分でも分かっている」と語る22歳は、プレシーズンを通じて自身の課題と成長の可能性を実感しているという。「自分の足りない部分が明確になったし、逆に通用する部分もあった。この1年はすべて自分次第。毎日サッカーのことだけを考えて生活していく」と強い意志を見せた。
目指すはワールドカップ出場。特に守備力の強化を最重要視している。「守備の部分が一番大事。半年間リーグ・アンでやってきて、ずっと課題だった。1対1で“誰にも抜かれない”という雰囲気と実力を身につけたい」と意気込む。
また、ヘラールツ新監督のもとで戦術的にも変化が。山形戦では偽サイドバックとして中央でのプレー機会が増えるなど、新たな役割にも適応中だ。
悔しさを胸に、自らを追い込み、1部昇格と代表定着を目指す関根の新シーズンが、静かに、しかし力強く始まった。
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