🇧🇷ジーコ氏「日本の勝利は当然」 ブラジル戦逆転劇に賛辞と警鐘
【ポイントまとめ】
- 元日本代表監督ジーコ氏が「日本の勝利は当然」と評価
- ブラジルの大量ローテーションが影響と分析
- 「選手は油断してはならない」と母国代表へ警鐘
- 「日本は韓国と違い非常に競争力が高い」と称賛
元日本代表監督で“サッカーの神様”と呼ばれるジーコ氏が、日本の歴史的勝利に言及した。14日に行われたキリンチャレンジカップ2025で日本代表がブラジル代表に3-2で逆転勝利。国際Aマッチ14戦目にして初の白星を挙げた。
ジーコ氏はブラジル紙『コレイオ・ブラジリエンセ』の取材で「見事な逆転劇だった。30分足らずで3ゴールも決めた」と称賛。その一方で、アンチェロッティ監督が韓国戦から8人を入れ替えたことが敗戦に影響したと指摘した。
「監督は選手を見極めるためにローテーションを優先した。しかし、どんな状況でも油断は許されない。ああいう負け方は選手たちへの警鐘になる」と語り、母国代表に苦言。
一方で日本代表については「非常に競争力が高く、韓国代表とはまったく違うチーム。勝利は当然の結果」と絶賛し、ブラジルにとっても「良い試金石になった」と結んだ。
🇯🇵日本代表、王国撃破で歴史を塗り替える ブラジルが語った「驚きと敬意」
【ポイントまとめ】
- 日本がブラジルに3-2で逆転勝利、史上初の対ブラジル戦白星
- アンチェロッティ監督は「教訓」と表現し、森保采配とハイプレスを称賛
- ブラジル選手も「日本の組織力と集中力に感銘」とコメント
- アジア勢への敗戦は26年ぶり、2点リードからの逆転負けは史上初
10月14日、東京スタジアムで行われた国際親善試合で、日本代表がブラジル代表を相手に3-2の大逆転勝利を収めた。前半に2失点を喫した日本は、後半に南野拓実、中村敬斗、上田綺世の3連続ゴールで逆転。森保ジャパンが“サッカー王国”から歴史的な初勝利を挙げた。
アンチェロッティ監督は試合後、「センターバックのミスからチームが精神的に崩れたが、良い教訓を得た」とコメント。一方で「後半の日本のプレスは非常に強力で、我々はビルドアップで苦しんだ」と森保監督の戦術変更を高く評価した。
失点に絡んだDFファブリシオ・ブルーノも「日本は技術的に優れ、組織だったチーム。感銘を受けた」と語り、右SBパウロ・エンリケも「闘志とスピード、集中力が素晴らしかった」と脱帽。
この結果、ブラジルは26年ぶりにアジア勢に敗北。2点リードから逆転負けを喫したのは代表史上初という屈辱の一戦となった。森保ジャパンの勝利は、戦術・精神両面で日本サッカーの成長を世界に印象づけるものとなった。
🇩🇪佐野海舟、ブンデスリーガ日本人最高額タイの市場価値44億円に上昇
【ポイントまとめ】
- 『Transfermarkt』が最新市場価値を発表、佐野海舟が堂安律と並び日本人最高額
- 佐野はマインツ加入1年目から主力として全試合先発、6位躍進に貢献
- 今季も得点・アシストで存在感を発揮、評価額は前回から約9億円アップ
- チーム内でも最高評価の選手に
ドイツメディア『Transfermarkt』は14日、ブンデスリーガの最新市場価値を発表。マインツ所属の日本代表MF佐野海舟が、前回から500万ユーロ増の2500万ユーロ(約44億円)に上昇した。
2024年夏に鹿島から加入した佐野は、初年度から守備的MFとして全試合先発し、マインツの6位フィニッシュに貢献。今季もアウクスブルク戦で1ゴール2アシストを記録するなど好調を維持している。
その結果、チーム内で最高額となる評価を獲得。ブンデスリーガの日本人選手では、フランクフルトの堂安律と並びトップに立った。現行ペースを維持すれば、今後の市場価値は50億円超えも視野に入る。
ブンデスリーガ日本人選手の最新市場価値(10月14日現在)
1位 佐野海舟(マインツ)/堂安律(フランクフルト) 2500万ユーロ
3位 伊藤洋輝(バイエルン) 1800万ユーロ
4位 鈴木唯人(フライブルク) 1000万ユーロ
5位 町野修斗(ボルシアMG)/町田浩樹(ホッフェンハイム) 700万ユーロ
🇧🇪伊東純也、ブラジル撃破の陰で右足負傷も2アシストの圧巻プレー
【ポイントまとめ】
- 伊東純也が途中出場から2アシスト、日本の逆転勝利に大貢献
- 試合後は右足検査のため病院へ直行
- 自身のSNSで「ブラジルに初勝利!」と喜びを投稿
- 足首の回復も順調で、今後のコンディション上昇に期待
10月14日、東京スタジアムで行われた日本代表対ブラジル戦で、途中出場のMF伊東純也が歴史的勝利の立役者となった。
南野拓実のゴール直後に投入された伊東は、右サイドから立て続けにチャンスを演出。62分に中村敬斗の同点弾をアシストすると、71分にはCKから上田綺世の逆転弾を導くクロスを供給した。
試合後は右足の検査のため病院へ向かったが、インスタグラムでは「ブラジルに初勝利!! 応援ありがとうございました!2 assists」と笑顔の絵文字付きで投稿。久保建英も「レーザーみたいなクロス」と称賛を送った。
伊東は以前から足首の痛みを抱えていたが、「徐々にコンディションが上がっている」と語っており、今季10番を背負うベルギー1部ヘンクでも復調が期待される。
🇪🇸久保建英「これで安心しない」 歴史的勝利にも冷静な自己分析
【ポイントまとめ】
- ブラジル戦で先発出場も後半途中に交代
- 「もっとプレーしたかった」と本音を吐露
- 「痛みなくプレーできた」と回復に手応え
- 「勝っても慢心せず進化を続けたい」と冷静に語る
10月14日、国際親善試合で日本代表はブラジル代表を3-2で撃破。前半2失点からの大逆転で、史上初の白星を飾った。
先発出場したMF久保建英は、前半終了時点で0-2と劣勢の中でも積極的に仕掛け、攻撃の起点として奮闘。後半7分に南野拓実のゴールで反撃が始まった直後、久保は伊東純也と交代した。
「元々45分、無理して60分って感じだったけど、もう少し行きたかった」と語り、プレー時間への悔しさをにじませた。それでも、「やっと痛みなくプレーできた」と足首の回復に手応えを感じた様子。
歴史的勝利にも浮かれることなく、「親善試合は親善試合。喜ぶところは喜んで、これで安心しないようにしたい」と冷静に自己分析。さらに「完成しているチームは少ない。進化し続けることが大事」と語り、次の11月シリーズへ意識を向けた。
🇯🇵U-22日本代表、11月に英国遠征決定 U-20イングランド&ボーンマスと対戦
【ポイントまとめ】
- U-22日本代表が11月にイングランド遠征を実施
- 14日にU-20イングランド代表、17日にボーンマスと対戦予定
- 両試合とも現地開催、ボーンマス戦は非公開
- 大岩剛監督「AFC U-23アジア杯、五輪へ向けた重要な強化の機会」
日本サッカー協会は15日、U-22日本代表が11月に英国遠征を行うと発表した。
遠征初戦は11月14日19時30分(現地時間)にイングランド・ドンカスターで、U-20イングランド代表と対戦。両チームとも2005年生まれ以降の世代で構成される。また、17日11時からはプレミアリーグのボーンマスと非公開で対戦する予定だ。
大岩剛監督は「ロサンゼルス五輪を目指す上で貴重な経験。AFC U-23アジア杯に向けて個人・チームとして成長できる遠征にしたい」とコメントしている。
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