🇫🇷中村敬斗「移籍したかったのは事実」今夏の移籍騒動を語る
【ポイントまとめ】
- 中村敬斗(スタッド・ランス)が今夏の移籍希望を明かす
- クラブ残留の経緯を語り「腹をくくってやるしかない」と決意
- チーム降格の責任を感じ、1部復帰を目標に奮起
- 精神的な浮き沈みを乗り越え、現在は前向きに
- 今季4試合で2ゴール2アシスト、日本代表復帰で再スタートへ
日本代表MF中村敬斗(25=スタッド・ランス)が、今夏に抱えていた移籍問題について心境を語った。
7日、キリンチャレンジカップ2025(10日=パラグアイ戦、14日=ブラジル戦)に向けた千葉市内での練習後に取材に応じ、「はっきり言って移籍したかったのは事実」と率直に語った。
昨季リーグ・アンで11ゴールを挙げながらも、所属クラブのランスは2部降格。中村は「いろいろあってチームに残ることになった。腹をくくってやるしかない。去年降格させてしまった責任もある。来年は1部に上げられるように頑張りたい」と決意を示した。
また、7月から約2か月間はクラブを離脱していたことも明かし、「精神的にしんどかったのも事実。浮き沈みもあったが、今は前向きに捉えている」と振り返った。
今季はここまで4試合に出場し、2ゴール2アシストと結果を残しているが、「チームのレベルはリーグ・ドゥ(2部)そのもの。自分も簡単ではない」と現状を冷静に分析。その上で、「中心選手として結果を残し、チームを1部に戻すことが代表につながる」と語り、覚悟を新たにしている。
約4か月ぶりの代表復帰を果たした中村は、まずはクラブでの巻き返しと、代表での存在感を目指す。
🇯🇵JFA、影山雅永技術委員長を解任 児童ポルノ画像所持容疑で逮捕・有罪
【ポイントまとめ】
- JFAが7日に会見を開き、影山雅永技術委員長(58)の解任を発表
- 影山氏はフランス・パリで児童ポルノ画像の輸入・所持容疑で逮捕
- 6日に簡易裁判所で有罪判決を受けていた
- 後任は未定、今後代行や組織内での対応を協議へ
- U-20W杯の視察体制についても再検討予定
日本サッカー協会(JFA)は7日、都内で緊急会見を行い、影山雅永技術委員長(58)を解任したと発表した。
影山氏は今月2日、フランス・パリで児童ポルノ画像の輸入および所持の容疑で現地当局に逮捕され、6日にパリ近郊の簡易裁判所で有罪判決を受けていた。
影山氏は、チリで開催中のU-20ワールドカップ視察のためにパリ経由で渡航中だったとされる。複数のフランスメディアが逮捕と判決を報じており、JFAは事実確認を進めたうえで、即日解任を決定した。
会見に出席した湯川和之専務理事(58)は「本人からは謝罪があった。誠に遺憾な事態」と述べ、現時点で後任は未定であることを明らかにした。今後の代表活動への影響については「活動は継続する。代行を置くか、組織内で議論して決めたい」と説明した。
また、影山氏が担当していたU-20W杯の現地視察についても「代行スタッフの派遣を含め、今後協議していく」と述べた。
🇯🇵日本代表、パラグアイ戦に向けて本格始動 欧州組も合流し実戦形式を始める
【ポイントまとめ】
- 7日、パラグアイ戦(10日・吹田S)に向けて合宿2日目の練習を実施
- 初日は6人だったが、この日は13人が参加し実戦形式メニューも導入
- 長友、安藤、相馬ら国内組に加え、堂安、中村敬斗、田中碧ら欧州組も合流
- 名波コーチが「寄せの速さ」を意識した指導を実施
- 鎌田、前田らは室内でコンディション調整
サッカー日本代表は7日、千葉市内でパラグアイ戦(10日・パナソニックスタジアム吹田)に向けた合宿2日目のトレーニングを行った。6日の始動日には6人のみの参加だったが、この日は13人に増え、より実戦に近い内容のメニューが組まれた。
フィールドプレーヤーでは、国内組のDF長友佑都、DF安藤智哉、MF望月ヘンリー海輝、MF相馬勇紀の4人に加え、欧州組のDF谷口彰悟、MF堂安律、MF中村敬斗、MF田中碧、MF藤田譲瑠チマ、FW斉藤光毅の6人が合流。GK陣は鈴木彩艶、大迫敬介、早川友基の3人が全員参加した。
序盤のパス回し(3対2)では、ウォーミングアップながら名波浩コーチが「パラグアイもブラジルも寄せが速いぞ」と声を上げ、素早い判断と動き直しを意識させる場面も。南米勢との対戦を見据えた緊張感のある練習となった。
一方、来日したばかりのMF鎌田大地やFW前田大然らは、室内のジムでコンディションを整えた。チームは10日のパラグアイ戦、14日のブラジル戦(味の素スタジアム)に向け、連戦に備えて準備を進めている。
🇪🇸バルセロナ、U-20W杯で日本の大関友翔をリストアップ
【ポイントまとめ】
- スペイン紙『Mundo Deportivo』が報道
- バルセロナのスカウト陣がU-20W杯を現地視察
- 注目選手の一人として川崎フロンターレMF大関友翔(20)をピックアップ
- ACL準決勝でアル・ナスル相手にゴールを挙げた実績も紹介
- ブラジル、アルゼンチンなど他国の有望株もリストアップ
スペインの名門バルセロナが、チリで開催中のU-20ワールドカップにスカウトを派遣し、世界各国の将来有望な若手選手の調査を行っていると、スペイン紙『Mundo Deportivo』が報じた。
同紙によると、クラブのスカウト陣は「主要な世界の若手スターの報告書を収集」しており、その注目選手の一人に、U-20日本代表で背番号10を背負うMF大関友翔(川崎フロンターレ所属)が挙げられた。
記事では、大関について「オオゼキは前回のアジア・チャンピオンズリーグで際立つ活躍を見せたアタッカーだ。準決勝のアル・ナスル戦では重要なゴールを挙げ、川崎の決勝進出に貢献した」と紹介。決勝でアル・アハリと対戦した実績にも触れている。
バルセロナは大関のほかにも、ブラジルの左ウイング・ペドリーニョ、アルゼンチンのジャンルカ・プレスティアンニなど、各国の有望株を幅広くチェックしているという。
大関の名前が挙がったことで、日本の若手選手が欧州トップクラブのスカウトリストに入るケースが増えており、日本サッカーの評価が着実に高まっていることを示すニュースとなった。
🇳🇱上田綺世、2得点で週間MVPに選出 8試合8ゴールの爆発的ペース
【ポイントまとめ】
- オランダ『ESPN NL』が第8節の週間ベストイレブンを発表
- 上田綺世が2得点の活躍でMVPに選出
- 今季リーグ戦8試合で8ゴールと絶好調
- レジェンド・アンコ・ヤンセン氏も「本当に素晴らしい」と絶賛
- フェイエノールトは7勝1分で首位キープ
オランダ1部エールディビジでプレーする日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)が、圧巻のパフォーマンスで現地メディアから高い評価を受けている。現地メディア『ESPN NL』は第8節の週間ベストイレブンを発表し、上田をMVPとして選出した。
上田はユトレヒト戦(3-2)で2得点をマーク。決勝ゴールを含む勝利への大きな貢献を果たし、圧倒的な決定力を示した。これでリーグ戦8試合で8ゴールと、1試合1得点ペースを維持している。
記事内では、元ズウォーレのレジェンド、アンコ・ヤンセン氏のコメントも紹介されており、「彼は本当に素晴らしい。全ての局面に関与し、シュート6本のうち4本が枠内。決勝点を含む2ゴールでチームを勝利に導いた」と絶賛された。
上田は現在、エールディビジ得点ランキングで単独首位。所属するフェイエノールトも開幕から7勝1分の無敗で首位を走っており、チームとともに好調を維持している。今季、さらなる得点記録更新に期待がかかる。
🇯🇵U-20日本代表、フランス戦へ再始動 オフ明け全員参加で2時間の充実トレ
【ポイントまとめ】
- 6日、チリ・サンティアゴで全体練習を実施
- 5日はオフでリフレッシュ、全21選手が参加
- 冒頭15分のみメディア公開、練習は約2時間
- 8日の決勝トーナメント1回戦フランス戦へ調整本格化
U-20日本代表は現地時間6日、チリ・サンティアゴでトレーニングを行い、8日に控えるU-20ワールドカップ決勝トーナメント1回戦・フランス戦に向けて再始動した。
グループリーグで3連勝を飾り、A組を首位で突破した日本は、E組3位のフランスと対戦する。5日に大会初のオフを過ごし、英気を養った選手たちはこの日、全21選手がピッチに集合。リラックスした笑顔を見せながらも、重要な一戦を前に気を引き締めて練習に臨んだ。
トレーニングは冒頭15分のみメディアに公開され、その後は非公開で戦術練習やコンディショニングを実施。全体で約1時間45分、さらに自主練習も含めると2時間に及ぶ充実した内容となった。大会開幕後では最長の練習時間であり、チームは決勝トーナメント突破に向けて入念な準備を進めている。
コメント