🇯🇵サッカー日本代表、メンバー27人発表
【ポイントまとめ】
- 10月のキリンチャレンジカップ(パラグアイ戦・ブラジル戦)の招集メンバー27名発表
- 谷口彰悟がアキレス腱断裂から約1年ぶり復帰
- 斉藤光毅(QPR)がフル代表初選出
- 三笘薫、守田英正はコンディション考慮で招集見送り
- 森保監督「世界トップ基準の中でチャレンジを」
日本サッカー協会(JFA)は10月2日、キリンチャレンジカップ2025に臨む日本代表メンバー27名を発表した。
今シリーズでは10日にパラグアイ代表(FIFAランク37位)、14日にブラジル代表(同6位)と対戦する。
注目は、昨秋にアキレス腱断裂を負っていた谷口彰悟(シントトロイデン)が約1年ぶりに代表復帰を果たしたこと。
さらに、パリ五輪世代で活躍中の斉藤光毅(QPR)がフル代表に初選出された。
一方で、主力の三笘薫(ブライトン)、守田英正(スポルティング)はコンディション面を考慮し、今回の招集は見送り。
森保一監督は「世界トップ基準の中で、自分たちの立ち位置を確認し、次につなげたい」とコメントした。
GK
早川友基(鹿島)/大迫敬介(広島)/鈴木彩艶(パルマ)
DF
長友佑都(FC東京)/谷口彰悟(シントトロイデン)/板倉滉(アヤックス)/渡辺剛(フェイエノールト)/安藤智哉(福岡)/瀬古歩夢(ル・アーヴル)/鈴木淳之介(コペンハーゲン)
MF/FW
遠藤航(リバプール)/伊東純也(ヘンク)/南野拓実(モナコ)/鎌田大地(クリスタル・パレス)/相馬勇紀(町田)/小川航基(NEC)/前田大然(セルティック)/堂安律(フランクフルト)/上田綺世(フェイエノールト)/田中碧(リーズ)/町野修斗(ボルシアMG)/中村敬斗(スタッド・ランス)/佐野海舟(マインツ)/久保建英(レアル・ソシエダ)/斉藤光毅(QPR)/望月ヘンリー海輝(町田)/藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)
試合スケジュール
- 10月10日(木)19:20 vs パラグアイ代表 🇵🇾(@パナソニックスタジアム吹田)
- 10月14日(月)19:30 vs ブラジル代表 🇧🇷(@東京スタジアム)
🇯🇵U23日本代表、AFCアジアカップでカタール・UAE・シリアと同組に決定
【ポイントまとめ】
- AFC U23アジアカップ(来年1月・サウジ開催)の組み合わせ決定
- 日本はグループB:カタール、UAE、シリアと同組
- 初戦シリア、第2戦UAE、第3戦カタール
- 大岩剛監督「どのチームも特徴を持ち、厳しい戦いになる」
- 大会は五輪予選を兼ねないが、次回予選のポット分けに影響
- 前回大会王者として上位進出を目指す
アジアサッカー連盟(AFC)は10月2日、来年1月にサウジアラビアで開催される「AFC U23アジアカップ」の組み合わせ抽選会を実施。
U23日本代表はグループBに入り、カタール、UAE、シリアと同組となった。
グループステージでは、第1戦シリア、第2戦UAE、第3戦カタールと対戦することが決まった。
大岩剛監督は日本サッカー協会(JFA)を通じてコメントを発表。
「簡単なグループは一つもない。対戦国はそれぞれ特徴を持っており、厳しい戦いになる。一戦一戦を積み重ねることでチームが成長できる」と語り、2028年ロサンゼルス五輪を目指す世代としての重要性を強調した。
本大会は五輪予選を兼ねないものの、次回の予選(2026年大会)のポット分けに影響するため、上位進出が重要となる。
前回大会で優勝を果たした日本は、連覇とともにアジアのトップレベルを証明する戦いに臨む。
大会は2025年1月、サウジアラビアで開催予定。グループ突破に向け、11月の強化試合などで最終調整を進める見込みだ。
🇩🇰鈴木淳之介、欧州CLデビューで安定プレー披露
【ポイントまとめ】
- コペンハーゲンDF鈴木淳之介がCL初出場(対カラバフ戦)
- 後半開始から出場し、3バック左でプレー
- パス成功率90%、デュエル7戦4勝で堅実なパフォーマンス
- 地元紙が6点満点中4点の高評価「先発に近づいている」
- 負傷明けから出場機会増加、日本代表招集も決定
現地9月30日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2節で、コペンハーゲン(デンマーク)は敵地でカラバフ(アゼルバイジャン)と対戦し、0−2で敗れた。
この試合で日本代表DF鈴木淳之介(22)が欧州CL初出場を果たし、後半開始から出場して安定感のあるプレーを見せた。
1点ビハインドの状況で4バックから3バックへ布陣変更。鈴木は左ストッパーとして出場し、的確なポジショニングと冷静な判断で守備に安定をもたらした。
後半7分には正確なロングパスで攻撃を展開し、16分には裏へ抜けた相手への対応で決定機を阻止。
パス成功率90%(21本中19本)、デュエル勝率57%(7戦4勝)と、欧州デビュー戦とは思えない落ち着いた内容だった。
試合は0−2で敗れたものの、デンマーク紙『ティップス・ブラデット』は採点「4点」(6点満点)を与え、「素晴らしいスタート。先発の座に近づきつつある」と評価。
J1湘南からの加入後、負傷で出遅れた鈴木だが、9月25日のデンマーク杯で公式戦初先発を果たして以降、リーグ戦・CLと出場機会を増やしている。
さらに日本代表メンバーにも招集が発表されており、守備強化が課題の森保ジャパンにとって期待の新戦力となりそうだ。
🇮🇹鈴木彩艶、名門ミランの守護神候補に 「メニャン後任のポールポジション」
【ポイントまとめ】
- ミランがパルマ所属・鈴木彩艶に引き続き強い関心
- メニャンの契約延長交渉が難航、後任候補としてリスト入り
- 昨季セリエA37試合出場、残留に貢献し評価上昇
- ミランは他にカプリーレ(カリアリ)、レストゥ(トゥールーズ)も候補に
- 現地メディア「スズキは理想的な後釜」と高評価
イタリア・セリエAのパルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶(23)に、名門ACミランが引き続き関心を寄せていると、現地メディア『Milan News 24』が報じた。
同メディアによれば、鈴木は現守護神マイク・メニャンの後任候補として「ポールポジション」に立っているという。
鈴木は昨季、セリエA38試合中37試合に先発。攻撃的なビルドアップや鋭い反応のセービングで存在感を発揮し、パルマの残留に大きく貢献した。
イタリア国内でも高評価を得ており、若手有望株として注目を集めている。
一方、ミランはメニャンとの契約延長交渉が数カ月にわたり停滞しており、合意の見通しが立たない状況。
そのため、後継者リストに鈴木を筆頭に、カリアリのエリア・カプリーレ、トゥールーズのギヨーム・レストゥも候補としてチェックしているという。
『Milan News 24』は、「パルマは夏のオファーをすべて拒否したが、ミランはスズキを引き続き注視している」と報道。
今季ミランはアッレーグリ新監督のもと、モドリッチを加えた新体制で4連勝中。リーグ優勝を狙うなかで、守護神問題は今後のチーム強化の鍵となる。
鈴木がセリエA屈指の名門へステップアップを果たすのか。今季のパフォーマンスが移籍の行方を左右しそうだ。
🇪🇸久保建英、レアル・ソシエダ低迷で移籍浮上 セリエAアタランタも新候補
【ポイントまとめ】
- ソシエダが序盤戦で下位に低迷、監督解任論も浮上
- 久保建英の移籍話が再燃、アーセナルが1月にオファー検討
- 契約解除金は約102億円、実際の提示額とは差
- イタリア『フットイタリア』が「セリエA移籍も選択肢」と報道
- 有力候補はアタランタ、欧州カップ常連で新戦力を模索中
レアル・ソシエダが今季スタートダッシュに失敗し、リーグ下位に沈んでいる。これを受けてセルヒオ・フランシスコ監督の解任論も浮上しており、主力流出の可能性が高まっていると現地メディアが報じている。
なかでも注目されるのが、日本代表MF久保建英(24)の去就だ。
イタリアメディア『フットイタリア』によると、久保はプレミアリーグのアーセナルに加え、セリエAのクラブからも注目を集めているという。
久保は2022年夏にレアル・マドリードからソシエダへ完全移籍し、以降チームの中心としてプレー。今季も公式戦7試合で1得点を挙げているが、チームの不振により将来が不透明になっている。
久保の契約解除金は6000万ユーロ(約102億円)に設定されており、容易には動かないと見られている。
それでも、アーセナルは来年1月の移籍市場で4000万ユーロ(約68億円)のオファーを検討しているとの報道が出ている。
さらに同メディアは、「もしアーセナルが動かない場合、久保はセリエA移籍を選択肢に加える可能性がある」とし、アタランタの名前を挙げた。
アタランタは近年、欧州カップ戦出場を続ける上位常連で、攻撃的なサッカーを展開するチーム。現在、アデモラ・ルックマンの移籍騒動に揺れており、補強候補として久保をリストアップしているという。
ソシエダの現状とクラブの将来ビジョン次第では、久保が新天地を求める展開も現実味を帯びてきた。
アーセナルか、あるいはセリエA挑戦か――冬の移籍市場が大きな転機となるかもしれない。
🏴旗手怜央、ハムストリング負傷から復帰間近
【ポイントまとめ】
- ハムストリング負傷で前節ハイバーニアン戦を欠場
- すでにトレーニング復帰、コンディションは回復傾向
- 2日のELブラガ戦は微妙、5日のマザーウェル戦復帰が濃厚
- ロジャーズ監督「スカッド復帰に近づいている」とコメント
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、日本代表MF旗手怜央のコンディションについて最新の見解を語った。
旗手は2022年の加入以来、セルティックの中盤を支える主力としてプレーしており、今季もここまで公式戦8試合に出場し1ゴールを記録している。
しかし、9月27日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第6節ハイバーニアン戦では、今季初のベンチ外となった。
原因は、ヨーロッパリーグ初戦(ツルヴェナ・ズヴェズダ戦)で痛めたハムストリングの負傷。ロジャーズ監督はハイバーニアン戦前に「長引かないことを願っている」とコメントしており、大事を取って欠場していた。
そして、2日に控えるEL第2節ブラガ戦の前日会見で、監督は次のように明言している。
「レオはトレーニングに復帰した。これは良いニュースだ。彼とオーストン(トラスティ)はスカッド復帰に近づいている」
ただし、ブラガ戦のスカッド入りは現時点で不透明。
イギリス『ヘラルド』紙によれば、インターナショナルブレイク前の5日マザーウェル戦での復帰が現実的な見通しとされている。
旗手は過去にも同箇所の負傷で離脱を経験しており、再発防止のため慎重な調整が続く見込みだ。
クラブとしても、シーズン後半戦やヨーロッパでの戦いを見据え、無理をさせない構えを取っている。
日本代表も10月のキリンチャレンジカップを控えており、旗手の回復状況は森保ジャパンにとっても大きな関心事となりそうだ。
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