⚽️ECL予選 日本人選手の結果まとめ
【ポイントまとめ】
- 佐野海舟がフル出場のマインツはローゼンボリに逆転負け
- 鎌田大地のパレスは勝利も本人はケガでベンチ外
- ブレンビーの内野&福田は出場なし、チームはドロー
- 森下龍矢のレギアは勝利、森下は途中出場
- 毎熊晟矢のAZは完勝もメンバー外
欧州カンファレンスリーグ(ECL)予選プレーオフ第1戦が各地で行われ、日本人選手も躍動した。
マインツ(ドイツ)は敵地でローゼンボリ(ノルウェー)と対戦し、前半26分に先制したが前半終了間際に同点弾を許すと、終了直前に逆転され敗戦。佐野海舟はボランチでフル出場、川崎颯太はベンチ入りも出場機会はなかった。
クリスタル・パレス(イングランド)はホームでフレドリクスタ(ノルウェー)を1-0で撃破。FWマテタのゴールを守り切ったが、膝のケガで離脱中の鎌田大地はベンチ外だった。
ブレンビー(デンマーク)はフランスのストラスブールと0-0で引き分け。FW内野航太郎とFW福田翔生はともにベンチ入りしたものの出場はなかった。
レギア・ワルシャワ(ポーランド)はハイバーニアン(スコットランド)に2-1で勝利。森下龍矢は後半27分から途中出場して勝利に貢献した。
AZ(オランダ)はブルガリアのレフスキ・ソフィアを2-0で下す快勝。毎熊晟矢はメンバー外だった。
🇪🇸中井卓大、レガネスBへ完全移籍
【ポイントまとめ】
- レアル・マドリードとの契約満了後、レガネスBへフリートランスファー
- 下部組織から育ったが、トップ昇格には至らず出場機会も限定的
- これまでスペイン3部・4部クラブでレンタル経験
- 新天地はテルセーラ・フェデラシオン(スペイン5部)所属のレガネスB クラブは「技術と連携に優れたMF」と紹介
MF中井卓大(21)がレガネスBに加入することが発表された。レアル・マドリードとの契約が今夏で満了となっており、移籍金の発生しないフリートランスファーでの加入とみられる。
中井は10歳でレアルのカンテラに入団し、長年育成を受けてきた。2022年にカスティージャへ昇格したが、出場機会は限られ、以降はスペイン3部や4部のクラブへ期限付き移籍。昨季はアモレビエタやラージョ・カンタブリアでプレーした。
今回の新天地はラ・リーガ2部に所属するレガネスのBチームで、テルセーラ・フェデラシオン(スペイン5部相当)で戦う。クラブは中井を「技術面の高さと連携に優れたMF」と評価。9月からリーグ戦が開幕予定で、中井の新たな挑戦が始まる。
🇧🇪斉藤光毅、ダービー・カウンティ移籍が決定的に
【ポイントまとめ】
- 斉藤光毅がイングランド2部ダービー・カウンティ移籍で合意
- 移籍金は約500万ポンド(約10億円)、争奪戦に終止符
- 古巣・横浜FCには約3,000万円の連帯貢献金が支払われる見込み
- QPR・バーミンガム・トゥウェンテなど複数クラブもオファー
- 2024/25シーズン、QPRで39試合3G2Aを記録
パリ五輪代表FW斉藤光毅の新天地は、イングランド2部ダービー・カウンティとなりそうだ。英『スカイスポーツ』の報道によれば、クラブはロンメルと最終交渉に入り、移籍金500万ポンド(約10億円)で合意に達した模様。これにより、QPRやバーミンガム、オランダのトゥウェンテなど複数クラブとの争奪戦は決着を迎えた。
斉藤は昨季、QPRで公式戦39試合に出場し3得点2アシストを記録。チャンピオンシップでの経験を積み上げ、その評価を大きく高めた。ダービーのジョン・ユースタス監督も「斉藤は誰もが注目している選手だ」と獲得をほのめかしている。
また、この移籍によって古巣・横浜FCにも恩恵が。移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、連帯貢献金として約15万ポンド(約3,000万円)が支払われる見込みだ。
24歳となった斉藤にとって、ベルギー2部からの脱出はキャリアの大きな前進。プレミア昇格を狙うダービーで、日本人アタッカーの存在感をさらに示せるか注目だ。
🏴前田大然、ノッティンガム・フォレスト移籍は実現するか
【ポイントまとめ】
- セルティックで評価を高めた前田大然にプレミア移籍の噂
- 『Football Fancast』はノッティンガム・フォレスト行きを推奨
- ウイングも可能な前田はFWウッドとの共存も視野
- 「フィニッシュ精度が向上し、プレミア挑戦の準備は整った」と高評価
- ワールドカップイヤーに向けて理想のステップアップの可能性
セルティックで躍動するFW前田大然が、プレミアリーグ挑戦の可能性を巡って注目を集めている。英メディア『Football Fancast』は、移籍先候補としてノッティンガム・フォレストをプッシュ。昨季プレミアで7位となり、今季はヨーロッパリーグも戦うクラブにとって、前田のスピードと運動量は大きな武器になると評価した。
フォレストにはNZ代表FWクリス・ウッドがおり、前田はウイング起用も可能。2人を同時に起用するオプションも考えられ、攻撃の幅を広げる存在になり得る。
記事では「前田はフィニッシュ精度も向上し、プレミア挑戦の準備はできている。ステップアップすれば日本代表としてワールドカップで重要な役割を果たせる」とも報じられた。堅守速攻を軸にするフォレストのスタイルにもフィットし、ELを含む今季の戦いに貴重な戦力となる可能性がある。
欧州カップ戦出場権を持つフォレストへの移籍が実現すれば、前田にとってもキャリアの大きな転機となりそうだ。
🇵🇹守田英正、スポルティング残留濃厚?OBが提言
【ポイントまとめ】
- 守田英正(30)は2026年夏まで契約を残すが、移籍報道は沈静化
- 元サンタクララSDボア・アルマ氏が「今季は残留活用すべき」とアドバイス
- 「今すぐ売る意味はない。来年の後継者を準備しつつ今季フル活用が賢明」と指摘
- 守田はプレミアリーグ志望で「十分な実力あり」と評価
ポルトガル1部スポルティングに所属する日本代表MF守田英正の去就について、OBから興味深いアドバイスが届けられた。
守田は今夏のステップアップを模索していたが、新シーズン開幕後すでに2試合に出場。移籍話は収束傾向にある。そんな中、かつてサンタクララで守田を獲得したディオゴ・ボア・アルマ氏が、ポルトガルメディア『ルネッサンス』で見解を述べた。
同氏は「もっと前に売却すべきだったが、そうしなかった以上は今季を全うさせるべき」と提案。たとえ来夏にフリー移籍となっても、今季のスポーツ的貢献を優先すべきだと主張した。
さらに守田の将来については「彼はすでにプレミアリーグで通用するレベルにある。複数のチームで活躍できる」と高く評価。本人の希望であるプレミア挑戦への可能性も強調した。
スポルティングにとっては今季の戦力として手放せない存在。来夏以降の契約動向と、守田のプレミア挑戦実現が次の焦点となりそうだ。
🇩🇪福田師王、カールスルーエへレンタル移籍決定!
【ポイントまとめ】
- ボルシアMGからドイツ2部カールスルーエへレンタル移籍
- 買取オプション付き(約1億7000万~2億5000万円見込み)
- ブンデス1部で11試合出場・1得点の経験あり
- 新天地で背番号13を着用
- 福田「自分の成長のチャンス。チームの成功に貢献したい」
ドイツ2部カールスルーエは22日、日本人FW福田師王(神村学園出身)の加入を発表した。契約形態はシーズンレンタルで、買取オプションも設定されている。
福田は2023年1月にボルシアMGのU-19へ加入後、セカンドチームを経て昨年トップチーム入り。ブンデスリーガでも11試合に出場し1得点を記録した。今回の移籍では、100万~150万ユーロ規模(約1.7億~2.5億円)の完全移籍条項が含まれているとされる。
背番号は13に決定。本人は「カールスルーエでの挑戦を本当に楽しみにしています。ここで自分の成長のチャンスがある」と意欲を語った。
カールスルーエは昨季ブンデス2部で8位。今季は開幕2試合を1勝1分でスタートしており、福田のスピードと決定力に期待がかかる。
若き日本人ストライカーにとって、出場機会を増やし成長を示す絶好のステップとなりそうだ。