試合の概要と注目ポイント
日程 | 放送 | 内容 | 形態 |
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3/25(火) | テレビ朝日系列 | FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選) 19:35キックオフ(予定) SAMURAI BLUE(日本代表) 対 サウジアラビア代表 | 地上波独占生中継 (TVerにて同時配信) |
DAZN | ライブ配信 |
前回のバーレーン戦(3/20)では、史上最速でW杯本大会行きのチケットを獲得した森保JAPAN。
今回の相手は強敵サウジアラビアだが、負けて良い訳ではない。
W杯本大会での組み合わせで重要になってくるのが、FIFAランクだ。
日本のFIFAランクは現在15位。
このままいけばpod2に入れる。
強豪国との組み合わせを避けられる可能性が出てくるのだ。
前回W杯では日本はpod3で、スペインとドイツが一緒の死の組に入ってしまった。
日本がW杯で優勝するためには、グループステージで力を使い果たさないことが重要だ。
最低でもpod2を維持しなければならない。
仮に最終予選で残り試合を負けた場合、大きくFIFAランクが下がってしまう。
そうなるとpod3の可能性が大きい。
やはり勝ち続けることが大事になってくる。
今後負けても良い試合はないのである。
注目ポイントは、メンバーが大幅に入れ替わっても質が落ちないかどうかになる。
森保監督は「2、3チーム分くらい作れるように選手層を厚くしていきたいと思います」と明言。
また、「ワールドカップで8試合戦っていくためには、レベルの高い選手がいて、すべての選手がスタメンで出場できる。途中から出ても試合を決める、閉める、コントロールするなど局面にあったプレーができ、チームのギアをさらに上げることができる同等レベルの選手をチーム作りの中で増やしていきたいと思います」とコメントしている。
このことから今後注目していくべきところは、選手各々のレベルアップだ。
代表に単に選ばれるだけでなく、これからは結果も重視される。
その上で今回のサウジアラビア戦から、サバイバルが始まるのだ。
日本代表の予想布陣

予想フォーメーションは3-4-2-1だ。
GK:鈴木彩艶
CB:伊藤洋輝
CB:板倉滉
CB:高井幸大
DMF:田中碧
DMF:遠藤航
WB:中村敬斗
WB:伊東純也
ST:鎌田大地
ST:堂安律 (久保建英)
CF:前田大然 (町野修斗)
バーレーン戦でスタメンだった守田、上田の負傷離脱に加えて前日練習で三笘がホテル療養となっている。
その穴を埋めるのが田中、前田、中村になるだろう。
両サイドが中村、伊東となれば連携面は問題ない。
未来のDFリーダーとして期待されている高井がこのタイミングで使われると予想。
前回から5枚入れ替わる形でスタートすると考えた。
試合の展望と注目選手
この試合の勝利の鍵はセンターFWになるだろう。
バーレーン戦では見事な黒子役に徹していた上田。だが負傷離脱によって今回その枠が空いている。
そこで好調の前田がチョイスされると、また少し戦い方も変わってくる。
上田のようにポストプレーが上手い訳ではないが、前田の良さは絶え間なくプレッシングをかけ続けることが可能だ。
さらに初速が速いので、アバウトなロングボールにも追いつける。
強豪国相手にはとてつもなく嫌な選手になるのだ。
サウジアラビア相手に結果が出れば、W杯本大会に向けて有効なオプションになる。
前からの守備でサウジアラビアをハメられれば、ゴールに近いところから一気に畳み掛けられるだろう。
注目しているのは中村だ。
バーレーン戦では、途中からの出場となった中村。
左WBではあまり目立たない活躍となってしまった。
サウジアラビア戦では、得意のカットインからのシュートが見たい。
三笘とはまた違うタイプなので、伊藤洋輝との関係性が重要になってくる。
中村を孤立させずにサポートできるかが見所だ。
まとめ
予想スコアは3-0で日本の勝利だ。
サウジアラビアはまだ2位内の可能性があるためにモチベーションは高いだろう。
だが、それでも日本のレベルはもう1段上のところまで来ている。
誰が出てもチームの質が変わらない目標を掲げた森保JAPAN。
さあ、これから選手達のサバイバルレースの始まりだ。
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