🇩🇪町野修斗、ボルシアMGへ完全移籍!日本人4人目の名門挑戦へ
【ポイントまとめ】
- ドイツ1部・ボルシアMGが町野修斗の獲得を正式発表
- 移籍金は最大1000万ユーロ(約17億円)、契約は2029年6月まで
- 昨季ブンデスで日本人4人目となる2桁得点を達成
- 板倉滉&福田師王とともに“日本人3人”の陣容に
- FIFAワールドカップ2026へ向け、正念場のシーズンへ
ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ1部)は7月26日、ホルシュタイン・キール(同2部)から日本代表FW町野修斗(25)の完全移籍加入を正式発表した。契約は2029年6月末までで、背番号は「18」。移籍金は最大1000万ユーロ(約17億円)にのぼると報じられている。
三重県伊賀市出身の町野は、履正社高卒業後に横浜F・マリノスでプロ入り。その後、北九州や湘南で経験を積み、2022年の東アジアE-1選手権では日本代表デビューを果たし、大会得点王&日本優勝に貢献。カタールW杯でも代表入りした。
2023年夏に移籍したキールでは、昇格初年度でリーグ戦11得点3アシストの活躍を見せ、日本人4人目となるブンデス2桁得点をマーク。一方でクラブは1年で2部降格となった。
それでも実力を証明した町野には複数クラブが関心を寄せ、ボルシアMGが争奪戦を制する形に。過去には大津祐樹も所属し、現在は板倉滉と福田師王が在籍する名門クラブで、日本人トリオが誕生することとなった。
ティム・クラインディーストら実力者とのポジション争いが待つなか、町野はW杯2026に向けてレギュラー定着を狙う勝負の1年を迎える。
🇫🇷関根大輝「1部昇格に貢献する」Sランス残留とW杯への覚悟語る
【ポイントまとめ】
- 関根大輝が日本ツアー中にメディア対応し「Sランスで戦う覚悟」を明言
- W杯出場を目指し、2部でも「環境に関係なく結果を残す」と意欲
- 昨季はプレーオフ敗退で2部降格、リヨンの財政問題による残留の可能性は消滅
- 日本でのプレシーズンマッチ3試合でスタメン定着を狙う
- 伊東純也とともにチームの中心として期待される存在に
現在、日本ツアーで来日中のフランス2部・Sランスに所属する日本代表DF関根大輝(21)が、7月26日の山形戦前日練習後に取材に応じ、「1部昇格への貢献」と「W杯出場への決意」を語った。
関根は2024年1月に柏レイソルからSランスへ移籍。当初は1部でのプレーが期待されたが、チームはシーズン16位で終了し、プレーオフ敗退により2部降格が決定。一時、リヨンの財政問題による降格で“棚ぼた残留”の可能性も浮上したが、最終的に新シーズンは2部で戦うことが確定した。
それでも関根は「(残留の可能性には)期待していなかった」と語り、「自力で残留できるチャンスを逃した以上、割り切っていた」と冷静に状況を受け止めている。
また、自身の去就については「100%残留とは言い切れないが、Sランスでやる覚悟はある」とコメント。2026年のワールドカップ出場に向け、「2部でも環境に関係なく、結果を出して代表に繋げたい」と強い意欲を示した。
今回のツアーではFW伊東純也とともに日本人2選手のみの参加となり、FW中村敬斗は体調不良で不在。Sランスは27日のモンテディオ山形戦を皮切りに、30日に柏レイソル戦、8月2日にはガンバ大阪戦を控えており、関根は「まずはプレシーズンでアピールして、スタメンを確保したい」と意気込んでいる。
関根にとって、母国・日本でのプレーはファンとの再会に加え、ポジション奪取とW杯出場に向けた重要なステップとなる。
🇮🇹鈴木彩艶「世界最高のGKに」 パルマでの挑戦とW杯への覚悟を語る
【ポイントまとめ】
- パルマ所属の鈴木彩艶が地元紙のインタビューに登場
- キャリアの最終目標は「世界最高のゴールキーパーになること」
- W杯出場へ強い思い、日本代表正GKとしての責任も
- 昨季の失点課題を改善し、2年目は守備強化とレベルアップに注力
- マンUやチェルシーのオファーもあった中、パルマを選んだ理由を明かす
イタリア・セリエAのパルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶(21)が、地元紙『ガゼッタ・ディ・パルマ』のインタビューで、自身のルーツや成長、そして今後の目標について語った。
鈴木はアメリカ・ニューヨーク生まれで、父がアメリカ人。しかし「日本にすぐ移住したのでアメリカでの記憶はない。自分は100%日本人」と明言し、日本で育った背景を強調した。サッカーを始めたきっかけは「5歳の頃に兄の影響でGKを始め、ボールを止めるのが大好きだった」と振り返る。
浦和レッズのアカデミー出身の鈴木は、ベルギーを経て2023年夏にパルマへ移籍。実はプレミアリーグの名門・マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーからも関心を持たれていたが、「パルマのオファーが素晴らしく、すぐに決断した」と明かし、「成長のチャンスに恵まれて本当に満足している」と振り返った。
一部では今夏の移籍も噂されるが、「いろんな噂は知っている。でも今はパルマに集中している」と残留を強調。2シーズン目に向けては「昨季は失点が多すぎた。もっと減らしたい」と課題を明確にし、「フットワークを改善すればボールハンドリングも上達する」と技術面の向上に意欲を見せた。
現在は日本代表の正GKとして活躍し、2026年の北中米共催W杯も視野に。「W杯でプレーするのは子供の頃からの夢。とても大きな意味を持つ大会」と語り、「最終的には世界最高のゴールキーパーになりたい」と力強く宣言した。
パルマでの挑戦と日本代表の守護神としての責任を背負う鈴木。彼の成長曲線に、今後ますます注目が集まる。
🇩🇪U20日本代表ニック・シュミット、ザンクトパウリでトップ昇格へ前進!
【ポイントまとめ】
- ドイツ育ちのハーフMF、ニック・シュミット(17)がザンクトパウリでトップチーム帯同中
- 2024年春には出場機会に恵まれず、Jリーグ移籍も検討
- 3月の練習試合で監督の評価を高め、昇格に向けて浮上
- U20アジア杯での日本代表招集も経験し、将来のA代表入りが期待される逸材
ドイツ・ブンデスリーガに昇格した名門ザンクトパウリで、U20日本代表MFニック・シュミット(17)がトップチーム昇格に近づいていると報じられている。母が日本人、父がドイツ人のハーフで、これまで日本でのプレー経験はないが、日本代表の将来を担う存在として注目が高まっている。
ザンクトパウリの下部組織で育ったシュミットは、2024年夏にU19チームに昇格。U19リーグ戦では主力としてプレーしたものの、同時に登録されていたドイツ4部のセカンドチームでは出番に恵まれず、シーズン途中にはJリーグクラブへの移籍を検討していたという。
しかし2025年3月、ヘルタ・ベルリンとの練習試合で躍動。アレクサンダー・ブレシン監督から高評価を受けたことで状況が一変し、以降はトップチーム帯同のチャンスを得る。2025年夏のプレシーズントレーニングにも全日程参加し、他の選手のパフォーマンス次第では、2025/26シーズンをトップチームで迎える可能性もあるという。
国際経験も豊富で、2025年2月にはU20アジアカップに飛び級で出場。将来的には藤田譲瑠チマとの中盤コンビで森保ジャパン入りも期待される逸材だ。Jリーグ移籍を思いとどまり、ドイツで厳しい競争の中に身を置き続けた覚悟が、今、結果として実を結びつつある。
今後のブレイクに大きな注目が集まる若武者・ニック・シュミット。その一挙手一投足から目が離せない。
🇯🇵U-22日本代表、大岩体制の初陣で圧勝スタート!サウジに5発快勝
【ポイントまとめ】
- U-20世代中心の若きU-22日本代表がU-22サウジに5-1で大勝
- ンワディケが先制弾、矢田が勝ち越し弾、井上・新川・安野が後半に追加点
- 大岩剛監督の新体制初陣を白星発進
- 途中交代の選手たちが次々と得点、層の厚さと修正力を見せつける
- 次戦は現地時間28日にU-22ウズベキスタン代表と対戦予定
U-22日本代表は、ウズベキスタン・タシケントで行われている「Mirabror Usmanov Memorial Cup 2025」初戦でU-22サウジアラビア代表と対戦し、5-1で快勝。大岩剛監督の新体制による初陣を白星で飾った。
この大会に臨んでいる日本代表は「U-22」の名を冠しているが、実際のメンバーは2005年生まれ以降、いわゆる「U-20」世代の構成。年上のサウジアラビアに真っ向勝負を挑み、見事な攻撃力と修正力で勝利をつかみ取った。
試合は開始早々に動いた。前半6分、桐蔭横浜大のFWンワディケ・ウチェ・ブライアン世雄がCKからのこぼれ球を押し込み、先制点をマーク。一時はサウジに同点に追いつかれるものの、前半終了間際にMF矢田龍之介(筑波大)が左足で決勝ゴールを突き刺し、前半を2-1で折り返した。
後半に入り、交代選手が次々と結果を残す。ハーフタイムで投入された広島のFW井上愛簾が、後半10分に冷静なフィニッシュで3点目を記録。その後も新川志音(鳥栖U-18)、安野匠(仙台)が後半アディショナルタイムに立て続けにゴールを奪い、試合を完全に決定づけた。
攻撃面だけでなく、終盤のサウジの反撃に対してもGK内山翔太(新潟)が好セーブで対応。守備陣の安定感も際立った。
次戦は現地時間28日、日本時間では29日午前0時にキックオフ予定のU-22ウズベキスタン代表戦。若きサムライたちの躍動は続くのか、注目が集まる。
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