🇩🇪菅原由勢、ブレーメンで初勝利に貢献!
【ポイントまとめ】
- ブンデスリーガ第3節ボルシアMG戦で先発出場
- 先制点を演出するパスで攻撃を活性化
- アメリカ遠征帰りで不十分なコンディションも要所で存在感
- チームへのフィット感を実感「すごくやっていて楽しい」
- 今季は「パフォーマンスにこだわる」と意気込み
ブレーメンの 菅原由勢(24) が、ブンデスリーガ挑戦で早くも存在感を発揮している。
14日に行われた第3節ボルシアMG戦では右サイドバックで先発。日本代表帰りで「まともに寝れていなかった」と振り返るほど厳しいコンディションながら、前半15分にパスから先制点を演出。その後も冷静なビルドアップと守備対応で貢献し、チームは4-0の快勝で今季初勝利を挙げた。
試合後には「要所要所でクオリティーを示せた」と語り、課題としてシュート精度の向上を挙げた。また、短期間でのチーム適応についても「練習から自分の特徴を伝え、チームも理解しようとしてくれている。お互いに良さを出し合えているのが今のブレーメンの強み」と充実感を示した。
今季ブンデス初挑戦となる菅原は「環境の中でやれることを1日1日積み重ねたい」と意欲を語り、さらなる飛躍を誓った。
🇧🇪日本人9人が激突!谷口彰悟、10か月ぶり復帰も黒星
【ポイントまとめ】
- シントトロイデン、今季初黒星(0-3ウェステルロー)
- 谷口彰悟がアキレス腱断裂から約10か月ぶりに復帰&フル出場
- 坂本一彩が今季初アシストで先制点演出
- シントトロイデン:伊藤涼太郎、山本理仁、畑大雅、小久保玲央ブライアン、後藤啓介、松沢海斗が出場
- ウェステルロー:坂本一彩、木村誠二が出場、日本人合計9人が同時出場
ベルギー1部リーグ第7節、シントトロイデンはホームでウェステルローに 0-3の完敗。これまで無敗を守ってきたチームは、今季初黒星を喫した。
注目はキャプテン 谷口彰悟。昨年11月に左アキレス腱断裂という大怪我を負って以来、実に10か月ぶりの先発復帰となった。フル出場を果たしたものの、前半39分にはウェステルローの 坂本一彩 が今季初アシストを記録。そこから崩れて3失点を許す苦い復帰戦となった。
シントトロイデンでは谷口のほか、 伊藤涼太郎、山本理仁、畑大雅、小久保玲央ブライアン が先発出場。途中から 後藤啓介、松沢海斗 もピッチに立ち、日本人勢が多数出場した。一方のウェステルローも坂本と 木村誠二 が先発し、合計9人の日本人選手が同じ試合に出場する異例の光景が見られた。
日本人対決が実現した一戦は、坂本のアシストで流れを掴んだウェステルローに軍配。シントトロイデンにとっては立て直しが急務となる。
🏴前田大然、リーグ戦今季初ゴール!
【ポイントまとめ】
- スコットランド・プレミア第5節キルマーノック戦でダイビングヘッド弾
- 今季リーグ戦初得点(公式戦では8月カップ戦以来)
- 移籍叶わず残留も「チームの為に」と気持ち切り替え
- 本職の1トップ起用で結果を残す
- チームはPKで勝ち越し、2-1で辛勝
- 旗手怜央は70分間プレー、山田新&稲村隼翔はメンバー外
セルティック所属の日本代表FW 前田大然 がついにリーグ戦で今季初ゴールを挙げた。現地14日に行われたスコットランド・プレミアリーグ第5節キルマーノック戦で、0-0の後半11分にダイビングヘッドを決め先制点をマーク。鋭い反応でネットを揺らし、チームに勢いをもたらした。
前田は今夏、プレミアリーグやブンデスリーガからの関心を受けつつも、クラブの意向で残留を強いられた。代表活動中には「次のステップを望んでいた」と複雑な胸中を吐露していたが、試合後は公式Xで 「チームの為に。」 と投稿。セルティックでの覚悟を改めて示した。
この試合でセルティックは後半38分に追いつかれる苦しい展開となったが、後半AT6分にFWケレチ・イヘアナチョのPKで勝ち越し、2-1で勝利。前田は後半25分まで出場し、役割を果たした。
また、同じく日本代表MF 旗手怜央 がインサイドハーフで70分プレー。FW山田新、DF稲村隼翔はベンチ外となった。
🇧🇪伊東純也、再開初戦は引き分け
【ポイントまとめ】
- ベルギーリーグ第7節:ゲンク vs アンデルレヒトは1-1ドロー
- 相手が30分に退場で数的優位も、先に失点
- 後半35分にエラビのデビュー弾で追いつくも逆転ならず
- 伊東は左→右ウイングでプレーし、81分に交代
- チームは連勝が「2」でストップ
ベルギー1部リーグ第7節、MF 伊東純也 が所属するゲンクは強豪アンデルレヒトと対戦し、1-1で引き分けた。
試合は前半30分に相手が退場者を出し、ゲンクが数的優位に立つ展開。しかし後半12分、逆にアンデルレヒトが190cmのFWルイス・バスケスのヘディングで先制を許した。
伊東は左ウイングで先発すると、後半途中から右ウイングにポジションを変更。鋭いクロスや積極的なプレスでゴールに迫ったが、チームの決定機には結びつかず、81分に交代となった。
それでも後半35分、左サイドからのクロスを新加入FWユセフ・エラビが豪快に蹴り込み、同点に追いつく。これがエラビのデビュー戦初ゴールとなったが、その後は追加点を奪えず、1-1で試合終了。
ゲンクはリーグ戦の連勝が「2」でストップ。数的有利を活かし切れず、勝ち点1にとどまった。
🇫🇷瀬古歩夢、今季初の途中出場
【ポイントまとめ】
- リーグ・アン第4節:ル・アーヴルはアウェイでストラスブールに0-1敗戦
- 瀬古歩夢は 69分から途中出場、今季初のベンチスタート
- 前半は拮抗も、89分のPKで失点
- ル・アーヴルは連勝ならず、次節はロリアン戦
リーグ・アン第4節、ル・アーヴルは敵地でストラスブールと対戦し、0-1で惜敗した。
日本代表のアメリカ遠征を終えた 瀬古歩夢 は、今季初めてベンチスタートとなり、69分から途中出場。守備に安定感をもたらしたが、終盤に与えたPKを決められ、無念の敗戦を喫した。
試合は序盤から拮抗。ル・アーヴルは前半2分に決定機を迎えたが、GKの好守に阻まれ得点ならず。その後は互いにチャンスを作り切れないまま試合が進んだ。
しかし89分、ストラスブールが獲得したPKをホアキン・パニチェッリが決め、これが決勝点に。ル・アーヴルはインターナショナルマッチウィーク前の勢いを続けられず、今季初の連勝を逃した。
次節ル・アーヴルはホームでロリアンと対戦。瀬古がスタメンに戻れるか注目される。
🇸🇪小杉啓太、劇的アシストで存在感
【ポイントまとめ】
- スウェーデンリーグ、ユールゴーデン vs ハンマルビー戦
- 小杉啓太が 後半AT6分に同点アシスト
- U-22代表帰り、U-23アジア杯予選突破に続き躍動
- U-20W杯チリ大会メンバー入りに弾み
スウェーデン・ユールゴーデン所属の DF小杉啓太(19) が、ハンマルビー戦でチームを救った。
スコア2-3で迎えた後半アディショナルタイム6分。小杉が右CKのキッカーを務め、正確な左足でファーに送り込むと、味方が合わせて同点弾。土壇場で3-3に追いつき、勝点1をもぎ取った。
小杉は直前までU-22日本代表としてミャンマーでの U-23アジア杯予選 に参加し、3戦全勝の首位突破に貢献。さらに、今月27日に開幕する U-20W杯チリ大会 のメンバーにも選ばれたばかりだ。
代表とクラブの両方で結果を残し続ける19歳DF。大舞台へ向けて勢いをつける一戦となった。
🇩🇪藤田譲瑠チマ、フル出場で勝利に貢献!
【ポイントまとめ】
- ブンデスリーガ第3節、ザンクトパウリ vs アウクスブルク
- 逆転勝利で今季2勝目!
- 藤田譲瑠チマは 先発フル出場
- 攻守に存在感を発揮し、勝点3に貢献
ブンデスリーガ第3節、ザンクトパウリはホームでアウクスブルクと対戦し、2-1で逆転勝利を収めた。
序盤に失点したものの、前半終了間際にPKから同点。さらに78分にはFKが相手選手に当たってゴールに吸い込まれ、土壇場で勝ち越しに成功した。
日本代表MF 藤田譲瑠チマ は中盤で先発フル出場。得点に絡む場面はなかったが、守備でのカバーリングやビルドアップで安定感を示し、勝利を支える存在となった。
ザンクトパウリはこれで 開幕3戦負けなし(2勝1分)。次節は19日にアウェイで強豪シュトゥットガルトと激突する。
🇫🇷中村敬斗、残留決定後の心境は?
【ポイントまとめ】
- ランス残留決定も、代理人交代で今後に影響か
- ヘラールツ監督「もう一度サッカーに集中したいと本人が語った」
- CLクラブやベシクタシュからのオファーは破談
- 2か月以上のブランク、コンディション調整が課題
9月の日本代表メンバーから落選したFW 中村敬斗(スタッド・ランス)が、フランス2部残留を決断。ビジャレアルやベシクタシュからの関心は実らず、移籍市場の終了とともにクラブに再合流した。
12日の会見でランスの カレル・ヘラールツ監督 は、中村との会話を明かす。
「彼は『もう一度サッカーに集中したい。このクラブでチームメイトと楽しみたい』と言っていた。彼の野望はW杯出場だが、今はただ目の前のサッカーに集中している」
中村は移籍破談後に代理人を クラシコ・スポーツ へ変更。指揮官のコメントを踏まえると、以前の代理人との関係がクラブとの摩擦を生んでいた可能性も否めない。
ただ、2か月以上公式練習に参加していなかったため、まずは フィジカル調整 が急務。ヘラールツ監督も「今はコンディションを確認する段階」と述べている。
昨季リーグ・アンで 日本人初の2桁得点 をマークした実力者。欧州5大リーグでの飛躍を見据える中村にとって、今季は「復活と再挑戦」のシーズンになりそうだ。
🇧🇪後藤啓介、移籍の裏側とアンデルレヒト指揮官の本音
【ポイントまとめ】
- STVVへ期限付き移籍を選んだ理由は「理想的な環境」と「日本人選手の多さ」
- アンデルレヒトでは練習すら参加できない冷遇も経験
- ハシ監督は「彼は興味を示さなかった」と不満を表明
- STVVでは途中出場から結果を残し、すでに2ゴール
ジュビロ磐田出身のFW 後藤啓介 は、この夏にアンデルレヒトからシント=トロイデンVV(STVV)へ期限付き移籍。本人はすでに「アンデルレヒトでは出場機会どころか、控え組以外は練習すらさせてもらえなかった」と明かしており、移籍の背景には厳しい現実があった。
一方で、ベルギー『Sporza』によれば、アンデルレヒトの ベスニック・ハシ監督 は「誰が移籍するか分からなかったので引き留めたが、彼は興味を示さなかった」と語り、後藤の姿勢に不満を覗かせている。クラブの思惑と本人の決断には温度差があったようだ。
実際、後藤は昨季のベルギー2部で 全13試合先発・5ゴール1アシスト を記録し、シーズン後半戦にはトップチーム帯同も果たした。しかし公式戦6試合の出場にとどまり、成長を求めて新天地を選択。
移籍先のSTVVではスーパーサブとして起用され、ここまでリーグ戦5試合で 2ゴール をマークするなど存在感を発揮している。
クラブの構想に縛られるのか、それとも自らの成長を優先するのか――。後藤のキャリア選択は、若き日本人選手が欧州で直面する葛藤を象徴している。STVVでの挑戦を飛躍につなげられるか、今後も注目だ。
🏴古橋亨梧、バーミンガムで苦境の船出
【ポイントまとめ】
- リーグ戦5試合ノーゴール、カップ戦のみ1得点
- ストーク戦で今季初のスタメン落ち、79分から途中出場
- 英メディアは「なぜゴールがないのか」と困惑
- 新加入FWドゥクシュの台頭でポジション争いが激化
セルティックで85ゴールを挙げた実績を持つFW 古橋亨梧 は、今夏にレンヌからイングランド2部バーミンガムへ移籍。しかし、リーグ戦では依然として 5試合ノーゴール と沈黙が続いている。
現地13日のストーク戦(0-1)ではついに スタメン落ち。ビハインドの状況でも出番は79分からにとどまった。
現地メディア『FOOTBALL LEAGUE WORLD』は「セルティックでは楽々と決めていたのに、なぜゴールがないのか」と困惑の声を伝え、「1000万ポンドを投じた補強で期待が大きかっただけに、いら立ちも募っている」と報じている。
さらに、同試合で59分から出場した新加入FW マルビン・ドゥクシュ がコンディションを取り戻しつつあることも言及。「キョウゴは、自分の代わりを務める存在を警戒すべきかもしれない」と厳しい指摘を受けている。
フランス・レンヌでの不遇から環境を変え、再起を期したイングランドの地。だが、序盤戦は思うような結果を残せず、再び試練に直面している。
古橋はバーミンガムで再び輝きを取り戻せるのか。次節以降のパフォーマンスが注目される。
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